学生の時とは違って「大人の男」なら、デートの時には「居酒屋」もいいですが
時にはお洒落な「バー」に彼女をエスコートしたいものです。
そんなバーでのデートで役に立つ代表的なカクテルの知識をご紹介いたします!
美味しいカクテルと楽しい会話で、彼女のハートをGETしましょう!
バーでのデートで役立つ!カクテルの豆知識
バーでのデートを楽しむには、まずはお気に入りのバーを開拓するところから始めましょう。
行った事もないバーにいきなり彼女を連れていっても、何も分からなくてあたふたしてしまっては、
せっかくのデートが台無しになってしまいます…
お気に入りのバーを開拓したら、何度か通ってお店のシステムなどを把握しておきましょう。
それから、いよいよ本番です!
彼女をバーでのデートにお誘いしましょう。
特に「バー」や本格的な「カクテル」に慣れていない、初めてだという彼女の場合には
貴方の「バーの知識」や「カクテルの知識」を、うるさくない程度にご披露するのがおすすめです。
では、早速カクテルの歴史を少々ご紹介いたしましょう。
カクテルの歴史を知っておこう
カクテルの歴史は非常に古く、お酒の誕生と同じ時期と言われています。
例えば古代エジプトではビールにジンジャーやはちみつを混ぜて楽しんでいたようですし、
古代ローマではワインに色々と混ぜて飲んでいたようです。
更に中世ヨーロッパではワインなどにハーブを入れて温かくして飲むというのが流行していました。
そして蒸留酒の作り方が発達するにしたがって、レシピがどんどんと増えていって社交界を中心に「カクテル」を楽しむという文化が広がっていきました。
そんなカクテルですが、本格的にブームになったのはアメリカ。
アメリカ人によって、第一次世界大戦の時に世界に知れ渡っていき、第二次世界大戦の終わりとほぼ同時にヨーロッパでも人気になり、様々なカクテルが作られました。
そしてカクテルが日本に上陸したのは明治の初めでしたが、首都東京で市民に知られるようになったのは大正元年に東京の下町に「バー」が開店してからとなります。
代表的なカクテルとその名前の由来・レシピ
「カクテル」というのは、お酒に他のお酒や飲料、果汁などを混ぜて作る飲み物の総称です。
その種類は…実に3000~5000種類ともいわれています!
その中でもとても有名で代表的なカクテルの名前の由来やレシピなどを
ベースになるお酒別にご紹介していきましょう。
ちなみに各カクテルの名前の前についている一言は「カクテル言葉」と言われているもので、
「花言葉」のような感じのものです。
素敵なカクテル言葉を持つカクテルを、彼女に頼んであげて
そっと説明してみるのも良いかもしれませんね。
ジンベースのカクテル
最初にご紹介するベースのお酒は「ジン」です。
ここではジンベースのカクテルを、いくつかご紹介していきましょう。
大麦、ライ麦、じゃがいもなどが原料のジンは香り高く口当たりの良いお酒ですが、
その度数は40~50度と非常に高くなっています。
ですので、総じてアルコール度数の高めのカクテルが多くなっています。
自分が飲む時にも、彼女にすすめる時にも気を付けてください!
清く正しく「ジンバック」
「ジンバック」は別名「ロンドン・バック」とも呼ばれています。
「Buck」とは「雄鹿」という意味で、雄鹿の強力なキック力に例えて
「キックのあるカクテル」という意味で、その名前が付けられたといわれています。
ジンバックのアルコール度数は15度と、ワインや日本酒と同じくらいです。
比較的飲みやすいカクテルでしょう。
〈材料〉
ジン:45ml
レモンジュース:20ml
ジンジャーエール:適量
ライムまたはレモンのスライス
〈作り方〉
氷を入れたグラスに全ての材料を入れて軽くかき混ぜます。
仕上げにライムやレモンをグラスのふちに飾って出来上がりです!
材料はあらかじめ冷やしておくことで、より一層美味しいジンバックが出来上がります。
遠いあの人を想う「ギムレット」
「ギムレット」は1890年頃に誕生したといわれています。
名前の由来は、イギリス海軍の戦艦の船医の「ギムレット氏」です。
そのギムレット先生が将校たちのジンの飲み過ぎを懸念して、ジンをライムジュースで割って飲むように提案したそうです。
それが「ギムレット」の始まりだといわれています。
ショートグラスで提供されるギムレットは見た目とは違って、アルコール度数が30度ほどとなっています。
ライムジュースで割った口当たりの良さに騙されて、飲み過ぎないように気を付けなければいけません。
ちなみに「ギムレット」には「錐(きり)」という意味もあり、まるで錐で刺すような刺激的な味を表現しているという説もあります。
〈材料〉
ジン:45ml
ライムジュース:15ml
シュガーシロップ:少々
〈作り方〉
シェイカーに材料を全部入れます。
その後、シェイカーの8分目まで氷を入れてシェイクします。
グラスにそっと注いで出来上がりです。
あらかじめ加糖されているライムジュースを使うことで、シュガーシロップを用意する手間が省けるのでおすすめです!
エレガントな白い貴婦人「ホワイトレディ」
「ホワイトレディ」は1919年に、ロンドンのクラブの名バーテンダー「ハリー・マッケンホルン氏」が考案したカクテルです。
もとはジンではなくペパーミントリキュールをベースにしていましたが、マッケンホルン氏がパリに移住してからベースをジンに変更して今の形となりました。
ちなみにベースをブランデーに変更すると「サイドカー」、ベースをウォッカに変更すると「バラライカ」、ベースをラムに変更すると「XYZ」と呼ばれます。
このホワイトレディも前述の「ギムレット」と同様にショートグラスで提供されます。
よって、アルコール度数は高くなっていて約25度以上が一般的です。
〈材料〉
ジン:30ml
クワントロー:15ml
レモンジュース:15ml
〈作り方〉
シェイカーに「ジン」「クワントロー」「レモンジュース」の順番に入れます。
しっかりめにシェイクします。
氷を7分目まで入れます。
更にシェイクしていきます。
そっとグラスに注いで出来上がりです。
変わらぬ恋をあなたに「ジンライム」
「ジンライム」はジンとライムジュースを混ぜたカクテルです。
でも、ちょっと待ってください?
「ジン」と「ライムジュース」といえば前述の「ギムレット」と同じ…?ではないのです!
「ギムレット」の場合はジンとライムジュースをシェイカーで、しっかりと混ぜ合わせます。
それに対して「ジンライム」はオンザロックで飲むスタイルとなっています。
そしてこのジンライムもまた、アルコール度数の高いカクテルです。
ジンライムには40度程度の度数のジンを使うことが多いので、ゆっくりと味わうように気を付けましょう。
〈材料〉
ドライジン:45ml
ライムジュース:15ml
ライム:1片
〈作り方〉
ロック用のグラスの8分目まで氷を入れます。
ジンとライムジュースを注いで、軽く混ぜます。
グラスにライムを添えて出来上がりです。
美しいバラにはトゲがある?「マティーニ」
「マティーニ」は実にたくさんの逸話を持つカクテルです。
「カクテルの帝王」と呼ばれているマティーニは「7年目の浮気」でマリリン・モンローが飲んでいたり、「007」のジェームズ・ボンドの好きなカクテルとしても有名です。
1910年代にニューヨークのホテルで働いていた「マルティーニ」というバーテンダーが考案したことが、名前の由来とされています。
マティーニのアルコール度数は25度から30度程度で強めになっています。
大人の余裕を感じさせるように、ゆっくりを味わうのがおすすめです。
〈材料〉
ドライジン:45ml
ドライベルモット:15ml
オリーブ:1個
〈作り方〉
ドライジンとドライベルモットを大きめのグラスなどに氷を適量入れます。
マドラーやバースプーンで材料が冷える程度に混ぜます。香りが飛ばないように優しく混ぜましょう。
ショートグラスに静かに注ぎます(氷が入らないように気を付けましょう)。
オリーブを入れて出来上がりです。
ラムベースのカクテル
次にご紹介するベースのお酒は「ラム」です。
ここではラムベースのカクテルを、いくつかご紹介していきましょう。
ラムはサトウキビが原料の甘いお酒です。サトウキビのしぼり汁やモラセス(砂糖を精製する時に出来る液体)を使っています。
ラムは17世紀のカリブ海の島が発祥の地とされています。
映画「パイレール・オブ・カリビアン」でも海賊たちが美味しそうに飲んでいました。
ジン、ウォッカ、テキーラ、ラムが「世界4大スピリッツ」となっています。
ラムはカラメルソースのような苦味のある甘さが特徴のお酒ですが、
その度数は40~50度と非常に高くなっています。
ですので、ジンと同じようにアルコール度数の高めのカクテルが多くなっています。
あまり酔いすぎないように気を付けて ゆっくりと味わいましょう。
一度の人生、貪欲にいこう!自由に万歳!「キューバリブレ」
「キューバリブレ」は1902年、キューバの独立戦争の時に誕生したカクテルです。
キューバの独立支援で来ていたアメリカの軍人が何となくラムにコーラを入れてみたら…
とっても美味しかった!という、面白い逸話を持っています。
〈材料〉
ラム:45ml
ライムジュース:10ml
コーラ:適量
〈作り方〉
たっぷり目に氷を入れたタンブラーに材料を入れていきます。
タンブラーに材料を入れる順番は「ラム」「ライムジュース」「コーラ」となります。
マドラーなどでかき混ぜたら出来上がりです。
仕上げにレモンやライムなどを絞ると、より爽やかな口当たりとなります。
心の渇きを癒したい夜に…「モヒート」
「モヒート」は有名なカクテルのひとつですね。
キューバ生まれのモヒートは、ミントの爽やかさが特徴的なカクテルです。
キューバのさとうきび畑で働く労働者たちが飲んでいたさとうきびジュースが発展したものであるという一説もあり「喉の渇きをいやす」=「喉を濡らす」というところから、スペイン語の「濡らす」を意味する言葉からその名前が付いたとも言われています。
ちなみにアルコール度数は25度と、こちらもまた強めになっていますのでゆっくりじっくりと味わいましょう。
大人の余裕をもって楽しみたいカクテルです。
〈材料〉
ラム:50ml
炭酸水:50ml
ブラウンシュガー:適量
ミントの葉:20枚程度
ライム:1/2個(4つ切りにする)
〈作り方〉
タンブラーにライムとブラウンシュガーを入れて、ライムを潰します。
次にミントの葉を入れて、やさしく潰します。
タンブラーに氷、ラム、炭酸水の順に入れてよくかき混ぜて出来あがりです。
くじけそうになっても希望を捨てないで「ダイキリ」
「ダイキリ」もキューバ生まれのカクテルです。
生まれたのはキューバにある「ダイキリ鉱山」
当時、鉱山で働いていた労働者の一人がその暑さのあまり、納涼のために考案したのが始まりとされています。
ライムジュースとシュガーシロップで口当たり良く仕上がっていますが、アルコール度数は25度もありますので飲み過ぎないように気を付けましょう。
〈材料)
ホワイトラム:45ml
ライムジュース:15ml
シュガーシロップ:1tsp
〈作り方〉
材料を全部、シェイカーに入れてしっかりとシェイクします。
カクテルグラスに注いで出来上がりです。
永遠にあなたのものに…「XYZ」
「XYZ」の名前の由来は諸説あります。
「これ以上のものは作れない」という究極に美味しいカクテルということを表しているという説。
「もうこれで終わり」という意味を含んでいるという説。
更に「もうこれで終わり」とは「あなたとの関係はもうこれで終わり」なのか、それとも「私の恋はあなたで終わりにする(永遠にあなたのものになる)」なのか…
なんとも複雑な意味を持つカクテル、とても謎めいていて魅力的です。
オレンジとレモンの香りが特徴の「XYZ」は、とても優しい飲み口のカクテルに仕上がってします。
ですが、アルコール度数は25度もありますので飲み過ぎないようにしましょう。
腰が抜けてしまっては元も子もありません。
〈材料〉
ラム:40ml
レモンジュース:10ml
コアントロー:10ml
〈作り方〉
材料全部と氷をシェイカーに入れて、しっかりとシェイクします。
カクテルグラスに注いで出来上がりです。
自分磨きを頑張りたい時に「アンダルシア」
「アンダルシア」はスペインのアンダルシア地方をイメージして作られたカクテルです。
とても情熱的なスペイン・アンダルシアのイメージにぴったりの刺激的な仕上がりとなっています。
ブランデーとシェリーのキレのよい味わいが特徴の「アンダルシア」のアルコール度数は25度。
お酒としての強さも情熱的なので、ゆっくりと味わって楽しみたいカクテルです。
〈材料〉
シェリー:30ml
ブランデー:15ml
ホワイトラム:15ml
〈作り方〉
材料を全部、シェイカーに入れてかき混ぜます。
カクテルグラスに注いで出来上がりです。
テキーラベースのカクテル
次にご紹介するベースのお酒は「テキーラ」です。
ここではテキーラベースのカクテルを、いくつかご紹介していきましょう。
テキーラメキシコのお酒として有名ですね。
「テキーラ」という名前の由来はメキシコのハリスコ州の「テキーラ」という地域で作られた、というところからきています。
「テキーラ」を名乗るには「CRT」という規則を守らなければいけないという決まりがあります。
例えば、メキシコ産の「アガベ」という植物を51%以上使用していること、アルコール度数を35~55%にすること、といった条件を満たさなくてはなりません。
そんな「テキーラ」そのものの味は塾生の度合いによって違いはありますが、総じてさっぱりとしていて変なクセもありません。
なので、カクテルのベースとして使うにはとても適しているお酒なのです。
太陽のような熱烈な恋「テキーラサンライズ」
「テキーラサンライズ」は名前が示しているように、まるで朝日が昇りつつある空をイメージしたカクテルです。
「テキーラサンライズ」の色合いは、下の方が赤に近い濃いオレンジ色、上の方は鮮やかなオレンジ色と2層になっていて見た目もキレイで、女性にもウケの良いカクテルの一つとなっています。
アルコール度数も12~14度程度なので、女性でも飲みやすいでしょう。
〈材料)
テキーラ:45ml
オレンジジュース:90ml
グレナデンシロップ:2tsp(tspは小さじと同じ。なので2tspは小さじ2となります)
〈作り方〉
ゴブレットに氷を入れます。
テキーラとオレンジジュースを入れて、しっかりとかき混ぜます。
グレナデンシロップを氷に当たらないように気を付けながら入れて、グラスの底に沈めます。
バースプーンでグレナデンシロップを、ほんの少しだけかき混ぜてオレンジ色との境目をぼかしたら出来上がりです。
切ない無言の愛「マルガリータ」
「マルガリータ」はロサンゼルスのレストランに勤めていたバーテンダー「ジャン・デュレッサー氏」が作った架空テルです。
「マルガリータ」という名前は彼の昔の恋人の名前です。
2人で狩りに出かけた時に、彼女は流れ弾に当たって亡くなってしまいます。
そんな彼女を偲んで、このカクテルは作られたといわれています。
女性の手に良く似合うカクテルグラスで提供される「マルガリータ」は、柑橘系の爽やかさにほんのりとしたリキュールの甘さが加わって飲みやすくなっています。
ですが、アルコール度数は25~30度と強いカクテルとなっています。
女性に頼んであげる時には、チェイサーも一緒に頼んであげるようにしたいものです。
〈材料〉
テキーラ:30ml
ホワイトキュラソー:15ml
レモンジュース:15ml
ライム果汁:適量(もしくは半分にカットしたライム)
マルガリータソルト:適量
〈作り方〉
カクテルグラスのふちにライム果汁を塗って、マルガリータソルトをつけます。
テキーラとホワイトキュラソーとライムジュースをシェイカーに入れて、氷を加えてからシェイクします。
カクテルグラスにそっと注いで、出来上がりです。
心を静めて語り合おう「アイスブレイカー」
「アイスブレイカー」は直訳すると「氷を砕くもの」や「砕氷船」という意味です。
なので、「緊張をときほぐす」「その場を和ませる」という意味を含むカクテルです。
柑橘系の爽やかさの中に、ほんのりと香るグレナデンシロップの甘さが、疲れた心や身体をときほぐしてくれるでしょう。
見た目の濃いオレンジ色も鮮やかで、アルコール度数も約19度と、女性でも飲みやすいカクテルとなっています。
彼女とケンカをしてしまった後のデートに、頼んであげても素敵ですね。
〈材料〉
テキーラ:24ml
ホワイトキュラソー:12ml
グレープフルーツジュース:24ml
グレナデンシロップ:1tsp
〈作り方〉
氷を入れたオールドファッショングラスを用意します。
材料を全て、シェイカーに入れてしっかりとシェイクします。
グラスに注いで出来上がりです。
負けないで!誰かを励ましたい時に「マタドール」
「マタドール」とは闘牛のラストに登場して、牛に「とどめ」をさすという闘牛場においてのヒーローです。
なんとも勇ましい名前の、このカクテルですがアルコール度数も高くはなく甘くて飲みやすくなっています。
パイナップルの風味が特徴のカクテルなので、パイン好きな彼女、フルーツ好きな彼女におすすめしてはいかがでしょうか?
作り方もとても簡単なカクテルなので、貴方が彼女に作ってあげても良いでしょう。
〈材料〉
テキーラ:30ml
パイナップルジュース:45ml
フレッシュライムジュース:15ml
〈作り方)
ロックグラスに氷を入れます。
グラスに材料を全部入れて、軽くかき混ぜて出来上がりです。
人生いろいろ…気を付けて「エル・ディアブロ」
「エル・ディアブロ」の「ディアブロ」とはスペイン語で「悪魔」という意味です。
何だか怖そうな名前のカクテルですが、アルコール度数は11度程度ですし
カシスとレモンジュース、そしてジンジャーエールによって、非常に飲みやすく美味しいカクテルなのです。
あまりお酒に強くない女性も安心して楽しむことが出来ます。
まるでルビーのような鮮やかな赤い色も女性ウケすること間違いなしのカクテルの一つです。
〈材料)
テキーラ:45ml
カシス:15ml
レモンジュース:10ml
ジンジャーエール:適量
〈作り方〉
タンブラーに氷を入れます。
氷を入れたタンブラーに材料を全部、入れて軽くかき混ぜます。
三日月型にカットしたレモンを添えて、出来上がりです。
ウォッカベースのカクテル
次にご紹介するベースのお酒は「ウォッカ」です。
ここではウォッカベースのカクテルを、いくつかご紹介していきましょう。
ウォッカはロシアを中心に製造されている蒸留酒です。
原料は「ジン」と同じで大麦、ライ麦、ジャガイモです。
ですが「ジン」と違うところは、ウォッカの場合には蒸留した原酒を白樺の炭で「濾過」させている点です。
ウォッカは「生命の水」を意味するロシア語がなまったものだという説があるように、
まるで水のようにクセが少なく飲みやすいお酒となっています。
なので、カクテルのベースとして大変よく使われます。
「水のような」とは言っても、ウォッカのアルコール度数は色々ありますが平均して40度以上となっています!
ウォッカをベースにしたカクテルの飲み口が良いからといって、どんどん飲んでしまうと大変なことになりますので十分に木を付けて楽しむようにしましょう。
恋は焦らないでゆっくり育もう「バラライカ」
「バラライカ」は柑橘系の酸味が強めのカクテルです。
名前の由来は、このカクテルを入れるカクテルグラスがロシアの民族楽器の「バラライカ」に似ているというところからきているそうです。
酸っぱさが特徴なので、疲れている時などに飲みたくなる方も多いのではないでしょうか?
ただ酸っぱいだけではなく、ほんのりとホワイトキュラソーの甘みも感じる事が出来るところが嬉しいポイントです。
さっぱりとして飲みやすいのですが、アルコール度数は30度と結構強いカクテルなので
ゆっくりと味わうようにしましょう。
〈材料〉
ウォッカ:30ml
ホワイトキュラソー:15ml
レモンジュース:15ml
〈作り方〉
カクテルグラスを用意します。
材料を全部、シェイカーに入れてしっかりとシェイクします。
そっとカクテルグラスに注いで出来上がりです。
貴方を救ってくれる友人と共に「カミカゼ」
「カミカゼ」はその名の通りで、昔の日本海軍特別特攻隊の「神風」が名前の由来です。
ですが、発祥の地は日本ではなく当時の敵国であるアメリカという面白いカクテルとなっています。
なんでも、このカクテルの鋭い切れのある味わいが「神風特攻隊」を感じさせたから命名されたといわれています。
この「カミカゼ」もとてもアルコール度数の高いカクテルで、その度数は25~39度となっています!
女性にはすすめられませんが、思い切って告白やプロポースしたい時に気合を入れるために飲んでも良いかもしれません。
ですが、絶対に飲み過ぎないように気を付けましょう。
〈材料)
ウォッカ:20ml
ホワイトキュラソー:20ml
ライムジュース:20ml
〈作り方)
オールドファッショングラスに氷を入れます。
材料を全部、シェイカーに入れてしっかりとシェイクします。
グラスに注いで、仕上げにスライスしたライムを添えて出来あがりです。
ケンカをしてもすぐに仲直り出来る?「モスコミュール」
「モスコミュール」は居酒屋でも提供されている、とても有名なウォッカベースのカクテルです。
このカクテルは1946年、ハリウッドのサンセット大通りにあったレストランで誕生しました。
「モスコミュール」の名前の意味は「モスクワのラバ(強情なやつ)」
「モスコミュール」の口当たりが強いので、この名前がつけられたそうです。
口当たりは強いのですが、使用するジンジャーエールを甘口にすれば口当たりも優しくなります。
更にアルコール度数も15度で、適度な強さに仕上がっています。
女性にもおすすめですし、実際に女性からとても人気のあるカクテルです。
〈材料〉
ウォッカ:45ml
ライムジュース:15ml
ジンジャーエール:適量
〈作り方〉
氷を入れたタンブラーに材料を全部入れて、軽くかき混ぜます。
スライスしたライムを添えて出来上がりです。
素敵なあなたに心を奪われてしまった「スクリュードライバー」
「スクリュードライバー」もウォッカベースのカクテルの中でモスコミュールと並ぶ有名なカクテルです。
そして、こちらもモスコミュールと同じく女性に人気のあるカクテルですが、なぜ「スクリュードライバー」という名前がつけられたのでしょうか?
「スクリュードライバー」とは工具の「ドライバー(ねじ回し)」のことをいいます。
昔、油田で働いていた労働者たちがウォッカとオレンジジュースを混ぜたものをドライバーでかき混ぜて飲んでいたことから、この名前がつけられたと言われています。
オレンジジュースの風味が口当たり良く、とても飲みやすいカクテルですが
アルコール度数は15度くらいで、ビールの3倍!
飲み過ぎ、飲ませ過ぎには注意が必要です。
〈材料〉
ウォッカ:45ml
オレンジジュース:適量
〈作り方〉
氷を入れたタンブラーに材料を全部入れて、軽くかき混ぜます。
8等分程度にカットしたオレンジを、タンブラーのふちに飾って出来上がりです。
一人で寡黙に飲みたい夜は「ソルティドッグ」
「ソルティドッグ」はグレープフルーツの爽快な口当たり、そしてちょっとソルトが効いた味わいが人気のカクテルです。
「ソルティドッグ」とは「甲板員」の意味を持つ、イギリスのスラングです。
1940年代にイギリスで誕生したこのカクテルは、甲板員が汗まみれになって働く様子からその名前がつけられたと言われています。
グラスのふちにつけられたソルトの効果で、グレープフルーツジュースの酸味の中にフルーツ特有のちょっとした甘みを楽しむことが出来ます。
アルコール度数は13度、こちらのカクテルも強めとなっていますので
ゆっくりと楽しむことをおすすめいたします。
〈材料〉
ウォッカ:20ml
グレープフルーツジュース:40ml
ソルト:適量
適当にカットしたレモン
〈作り方〉
オールドファッショングラスのふちをレモン果汁で濡らしてソルトをつけます。
グラスに氷を入れて、ウォッカ、グレープフルーツジュースを入れて軽くかき混ぜて出来あがりです。
ウィスキーベースのカクテル
次にご紹介するベースのお酒は「ウィスキー」です。
ここではウィスキーベースのカクテルを、いくつかご紹介していきましょう。
ウィスキーは大麦、ライ麦、とうもろこしなどを酵素で糖化して、その後に発酵させて蒸留した蒸留酒です。
ウィスキーの種類はたくさんありますが、日本で良く飲まれているのは「スコッチ・ウィスキー」「アイリッシュ・ウィスキー」「バーボン・ウィスキー」「カナディアン・ウィスキー」そして「ジャパニーズ・ウィスキー」です。
香り高いのが大きな特徴のお酒なので、好き嫌いははっきりと分かれます。
好きな人はとことん好きですし、嫌いな人はとことん嫌い。
それが「ウィスキー」なのです。
アルコール度数は種類によって多少の違いはありますが、一般的には40~43度くらいとなっています。
かなり度数が高いので、ストレートやロックで飲む時には気を付けましょう。
叶わぬ恋?切ない恋心「マンハッタン」
「マンハッタン」は「カクテルの女王」と呼ばれるウィスキーとベルモットで作られるカクテルです。
「マンハッタン」が有名になったのは、マリリン・モンロー主演の「お熱いのがお好き」という映画がきっかけです。
名前の由来は1876年にアメリカ大統領候補者支援のパーティが、ニューヨークの「マンハッタン・クラブ」で開催されて、そこで考案されたからと言われています。
そしてこの「マンハッタン」は使われる材料が大変シンプルなため、バーテンダーの腕が試されるカクテルで「バーテンダー泣かせ」なカクテルです。
綺麗な色をして見た目がキュートな「マンハッタン」ですが、アルコール度数は25~35度と高くなっています。
こちらもゆっくりと楽しみたい大人のカクテルといえるでしょう。
ちなみにグラスの中のチェリーは食べても問題はありません。
飲む前、飲んだ後、飲んでいる途中、いつ食べても構いません。
〈材料〉
ウィスキー:50ml
スイートベルモット:25ml
ビターズ:1滴
砂糖漬けのチェリー:1個
レモンピール:適量
〈作り方〉
カクテルグラスとミキシンググラスに氷と水を入れて、グラスを冷やしてから水を捨てます。
氷はミキシンググラスには残しておいて、カクテルグラスからは取り出します。
ミキシンググラスに「ビターズ」「ウィスキー」「ベルモット」の順に入れます。
マドラーで軽くかき混ぜて、カクテルグラスに注ぎます。
カクテルピンにチェリーを刺してグラスに入れて、仕上げにレモンピールを絞って出来上がりです。
明日はきっと良い日!「ミントジュレップ」
「ミントジュレップ」は18世紀から19世紀には誕生していたのではないか、と言われている大変古くから伝わるカクテルです。
アメリカの競馬「ケンタッキーダービー」の公式ドリンクとしても有名です。
アルコール度数は20~25度と高くなっています。
バーボン・ウィスキーをベースとしたこのカクテルは、バーボンの独特な香りが特徴となっています。
ちなみに「ジュレップ」とはカクテルのスタイルの一つで、お酒にミントの葉、シュガーなどの甘味料を加えて、氷で満たしたカクテルのことを指します。
〈材料〉
バーボン・ウィスキー:45~60ml
ミントの葉:約5本分程度
砂糖:1~2tsp
ミネラルウォーターもしくは炭酸水:20~30ml
クラッシュアイス:適量
〈作り方〉
タンブラーにミントの葉と砂糖、水または炭酸水を入れます。
ミントの葉(仕上げ用に1~3枚ほど残しておく)はバースプーンなどでつぶして香りを出し、砂糖はよく溶かします。
グラスにバーボン・ウィスキーを入れてクラッシュアイスをグラスいっぱいに入れて、よくかき混ぜます。
かき混ぜている間に、氷が溶けるのでクラッシュアイスを追加します。
仕上げにミントの葉とストローを添えて出来上がりです。
いつもあなたと一緒に「マミーテイラー」
「マミーテイラー」は1890年代に人々の人気を集めたブロードウェイのオペラ歌手の名前が由来となっているとの説が有力とされています。
その彼女にインスピレーションを受けたニューヨークのバーテンダー「ビル・スターリット氏」が考案したしたとのこと。
「マミーテイラー」のアルコール度数は13~15度と、やや強めですが爽やかな飲み口で女性でも飲みやすいカクテルとなっています。
このカクテルに使用するウィスキーは「スコッチ・ウィスキー」と決められています。
カクテルに使用するには、出来るだけクセのないスコッチ・ウィスキーが合っているからでしょう。
〈材料〉
スコッチ・ウィスキー:45ml
レモンジュース:20ml
ジンジャーエール:適量
スライスしたライム
〈作り方〉
コリンズグラスに氷を入れます。
氷を入れたコリンズグラスにスコッチ・ウィスキーを入れます。
続けてレモンジュースを入れます。
最後に適量のジンジャーエールを入れます。
バースプーンで軽くかき混ぜて出来上がりです。
憧れという言葉を持つカクテル「ハイランドクーラー」
「ハイランドクーラー」の「ハイランド」とは、数多くのスコッチ・ウィスキーの産地であるスコットランド北部の地方の名称です。
そして「クーラー」とはカクテルのスタイルの一種で、お酒に柑橘系のジュースを混ぜて炭酸で割ったものを指します。
この「ハイランドクーラー」のアルコール度数は13度程度となっていて、こちらもまた女性でも飲みやすいカクテルとなっています。
〈材料〉
スコッチ・ウィスキー:45ml
レモンジュース:20ml
シュガーシロップ:1tsp
ビターズ:2ml
〈作り方〉
シェイカーに材料全部と氷を入れて、しっかりとシェイクします。
氷を入れたコリンズグラスに、そっと注ぎます。
ジンジャーエールをグラスがいっぱいになるまで注ぎます。
軽くかき混ぜて出来上がりです。
いつも変わらない感謝を伝えたい「カリフォルニアレモネード」
「カリフォルニアレモネード」は、まるでソフトドリンクのようにとても口当たりの良いカクテルです。
まさにカリフォルニアの青い空、乾いた空気の中で飲むにはピッタリといえるでしょう。
更にこのカクテルは「感謝を伝える」という意味も持っていますので、感謝を伝えたい彼女や友達に一杯ごちそうするにも最適なカクテルでしょう。
「カリフォルニアレモネード」のアルコール度数は13度程度なので、バーボン・ウィスキーとグレナデンシロップの甘さをライムジュースとレモンジュースが引き締めてくれて、とても飲みやすくなっています。
〈材料〉
バーボン・ウィスキー:45ml
レモンジュース:20ml
ライムジュース:10ml
グレナデンシロップ:5ml
砂糖:1tsp
炭酸水:適量
〈作り方〉
炭酸水以外の材料を全部、シェイカーに入れて砂糖が溶けるまでしっかりとシェイクします。
コリンズグラスにそっと注いで、氷を入れて炭酸水をグラスいっぱいに入れて、軽くかき混ぜて出来上がりです。
リキュールベースのカクテル
次にご紹介するベースのお酒は「リキュール」です。
ここではリキュールベースのカクテルを、いくつかご紹介していきましょう。
ところで「リキュール」って一体どんなお酒なのか、ご存知でしょうか?
「リキュール」とは蒸留酒にフルーツやハーブなどを入れて味や香りをつけ、更に砂糖やシロップを加えたお酒の事を指します。
その「リキュール」はフルーツ系、ナッツ系、ハーブ系、その他、と大きく4種類に分けられています。
カクテルだけでなくスイーツを作る時にも使われたりもします。
「リキュール」の歴史は古代アテネ時代にワインに薬草を溶かして薬を作っていたことから始まったと言われいてます。
その後13世紀ごろに「ワインではなく蒸留酒に薬草を溶かした方が効くのではないか?」「更に砂糖やシロップで飲みやすくしたら良いのではないか?」といったように進化していきました。
大航海時代には蒸留酒にフルーツを混ぜたものが生まれました。
様々な試行錯誤の末、今の「リキュール」が出来上がっていきました。
バッタのように跳ねるほどの喜びを味わおう「グラスホッパー」
「グラスホッパー」はバッタと意味する英語なのは、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
そんな「バッタ」という名前を持つこのカクテルは、まるでスイーツのように甘いカクテルです。
色合いは不透明な緑色で、まるでバッタやキリギリスを想像させるところからこの名前が付けられました。
味わいは見た目の通り、ミントの効いた甘い味。
「チョコミント」に近い味わいとなっています。
ですので「チョコミント」が好きな人は、お気に入りのカクテルとなるでしょう。
まるでスイーツのように甘く、アルコール度数も15度ほどのなので女性でも飲みやすいカクテルとなっています。
〈材料〉
ペパーミント・グリーン:25ml
クレーム・ド・カカオ・ホワイト:20ml
生クリーム:15ml
(作り方)
材料を全部、シェイカーに入れてしっかりとシェイクします。
カクテルグラスにそっと注いで出来上がりです。
爽快なくらいに潔いお誘い?「セックス・オン・ザ・ビーチ」
「セックス・オン・ザ・ビーチ」は、注文するのに少々勇気のいる名前のカクテルですね。
このカクテルは「ウォッカ」がベースとなっていますが、他にも2種類のリキュールを使用するので
こちらに分類しました。
「セックス・オン・ザ・ビーチ」という何ともきわどい名前のこのカクテルは、1989年に公開されたトム・クルーズ主演の「カクテル」という映画に登場して、広く知られるようになりました。
名前の由来ははっきりしていませんが、あるバンドの楽曲のタイトルに由来しているという説や、
口当たりの良さと飲みやすさで、海辺で女性をナンパするのにちょうど良いカクテルだからという説があります。
口の中に広がるフレッシュなフルーツの香りと、ほんのりとした甘さが特徴のカクテルで、アルコール度数も10度程度なので、ソフトドリンク感覚で楽しめます。
とはいえ、あくまでお酒ですので飲み過ぎには注意しましょう。
〈材料〉
ウォッカ:15ml
ピーチ・リキュール:20ml
クレーム・ド・フランボワーズ:10ml
クランベリージュース:20ml
パイナップルジュース:60ml
〈作り方〉
作り方は2種類ありますので、お好みで選んでも良いでしょう。
1.氷を入れたコリンズグラスに材料を全部入れて、かき混ぜて出来上がりです。
2.材料を全部、シェイカーに入れてしっかりとシェイクします。
クラッシュアイスをたっぷり入れた大型のグラスに注いで出来上がりです。
お気に入りのあの人に、お気に入りの1杯を「バレンシア」
「バレンシア」はその名の通り、柑橘系の爽快な香りが楽しめる香り高いカクテルです。
今までご紹介してきたカクテルの中でも、特に飲みやすく多くのファンがいます。
アルコール度数も8度となっていますので、お酒にあまり強くない女性にも安心しておすすめできるカクテルです。
〈材料〉
アプリコットブランデー:40ml
オレンジジュース:20ml
オレンジビターズ:1/2tsp
〈作り方〉
シェイカーに氷と材料全部を入れて、しっかりとシェイクします。
カクテルグラスに注いで出来上がりです。
ほろ苦い初恋を思わせる「カンパリオレンジ」
「カンパリオレンジ」はイタリアの有名なりキュールである「カンパリ」とオレンジジュースを混ぜて作るカクテルです。
「カンパリ」はほろ苦いリキュールですが、オレンジジュースを加えることで苦味と甘みが絶妙なバランスに仕上がっています。
とてもフルーティでアルコール度数も7~8度と低く、女性にも人気の高いカクテルなので彼女にすすめてあげるには最適な1杯となるでしょう。
〈材料〉
カンパリ:50ml
オレンジジュース:150ml
〈作り方〉
タンブラーに氷を入れて、カンパリとオレンジジュースを注いで軽くかき混ぜます。
スライスしたオレンジを添えて出来上がりです。
印象的な出会いを果たした夜に「チェリーブロッサム」
「チェリーブロッサム」は名前の通り、桜の花をイメージして作られた日本生まれのカクテルです。
横浜の有名な老舗バーのオーナー田尾多三郎氏によって創作されたこのカクテルは、ブランデーの深いコクと
チェリーの甘い香りが特徴となっています。
鮮やかな透明な赤がキレイで、チェリーの香りもフルーティですがアルコール度数は25度もありますので飲み過ぎないように気を付けましょう。
女性にすすめる時にも、ゆっくりと楽しむように注意してあげましょう。
〈材料〉
チェリー・ブランデー:30ml
ブランデー:30ml
オレンジキュラソー:2tsp
レモンジュース:2tsp
グレナデンシロップ:2tsp
〈作り方〉
材料全部をシェイカーに入れて、しっかりとシェイクします。
カクテルグラスにそっと注いで出来上がりです。
ビールベースのカクテル
次にご紹介するベースのお酒は「ビール」です。
ここではビールベースのカクテルを、いくつかご紹介していきましょう。
「ビール」に関しては説明の必要はないでしょう。
日本人の多くが「まずはビールで」という程に、私たちになじみ深いお酒です。
ホップの爽やかな香りと適度な苦味が特徴ですね。
誘っても無駄?「シャンディガフ」
「シャンディ・ガフ」はビールベースのカクテルの中でも特に有名なカクテルです。
名前の由来は不明なのですが、イギリスのパブでは昔から親しまれているカクテルのようです。
その時代にはジンジャービアとエールで作られていました。
現在でも発祥の地イギリスでは一番ポピュラーなカクテルですが、ジンジャーエールではなく「レモネード」で作るのが一般的となっているようです。
アルコール度数は2.5度と、かなり低く「お酒は苦手だけどシャンディガフなら飲める」という人も多いです。
〈材料〉
ビール:105ml
ジンジャーエール:105ml
〈作り方〉
キンキンに冷やしたゴブレットにジンジャーエールを注ぎ入れ、その後にビールを静かに注ぎます。
このカクテルはかき混ぜなくても大丈夫です。
忘れないで…「ブラックベルベット」
「ブラックベルベット」は黒ビールとシャンパンを混ぜたカクテルです。
名前の由来は黒ビールの色の「ブラック」と、きめ細かい泡がまるで「ベルベット」を感じさせる、というところから命名されています。
ビールとシャンパンを混ぜるなんて…と敬遠する方も多いようですが、飲んでみるとその相性の良さに驚くようです。
更にアルコール度数は8~9度と飲みやすく仕上がっています。
〈材料〉
黒ビール:150ml
シャンパン:150ml
〈作り方〉
しっかりと冷やした材料を、フルート型シャンパングラスに同時に注いで出来上がりです。
元気に頑張ろう!「パナシェ」
「パナシェ」とはフランス語で「混ぜ合わせる」という意味です。
ビールの苦味とレモネードの酸味と爽やかさが特徴の、女性に人気のあるカクテルとなっています。
前述の「シャンディ・ガフ」のジンジャーエールをレモネードにしたものが「パナシェ」というわけです。
アルコール度数も2.5度と、まるでソフトドリンクのよう。
安心して女性におすすめ出来るカクテルのひとつです。
〈材料〉
ビール:110ml
レモネード:110ml
〈作り方〉
しっかりと冷やした材料を、ゴブレットに注いで「ごく軽く」かき混ぜて出来上がりです。
カクテルの知識を身につけてワンランク上の男に!
少し前までは「カクテル」というと、何だか敷居が高いように感じられていましたが
今では多くの大人たちが気軽に色々なカクテルと楽しんでいます。
おしゃれなバーで楽しむ大人な雰囲気のデートでも、しっかりと女性をエスコート出来るように
基本的なカクテルの知識はぜひとも身につけておきたいものです。