Pairs(ペアーズ)とwith(ウィズ)は、同じマッチングアプリですが機能や会員層は全然違います。
婚活・恋活していく上で、マッチングアプリ選びは非常に重要。自分に合っていないマッチングアプリを選んでしまうと、時間と労力を無駄にしてしまいかねません。
ここでは、「マッチングアプリ選びに迷っている」「どれかひとつに絞りたい」そう考えているあなたのために、老舗のPairs(ペアーズ)と最近話題のwith(ウィズ)を徹底比較していきます。
そもそもPairs(ペアーズ)とwith(ウィズ)とは?
Pairs(ペアーズ)もwith(ウィズ)も、真面目な出会いを探すためのマッチングアプリです。ここではマッチングアプリを使ったことがないという方のために、それぞれの基本的な情報を説明します。
Pairsとは?
Pairs(ペアーズ)は、株式会社エウレカが運営するマッチングアプリ。2012年にリリースされ、現在までに1,000万人が登録しているマッチングアプリです。
1,000万人という会員数は、国内No.1です。会員数が多いということは、理想の相手に出会いやすいということ。Pairs(ペアーズ)では、平均4ヶ月で恋人ができ、毎月7,000人が「恋人ができた」という理由で退会しています。
Pairs(ペアーズ)の特徴は、シンプルで使いやすい点とコミュニティ機能。他のマッチングアプリに比べて操作がわかりやすく、初心者でも簡単に使えます。また、コミュニティ機能を使って、自分と同じ趣味や価値観を持った異性と出会えます。
Withとは?
with(ウィズ)は、株式会社イグニスが運営するマッチングアプリ。メンタリストのDaiGoが監修しており、心理学的・統計学的に、自分と相性の良い相手と出会えます。
with(ウィズ)の会員数は100万人ですが、20代の若者を中心に人気が拡大しています。若者に支持されている理由は、他のマッチングアプリにない機能がたくさんある点でしょう。
with(ウィズ)では、メンタリストのDaiGoが無料で性格診断してくれます。その診断結果から、相性の良い相手を探すことができます。
マッチング後も『秘密の質問』機能で相手との仲を深めやすく、関係が進展しやすいです。このカジュアルさが20代の間で流行し、現在では3秒に1組がマッチングしています。
Pairs(ペアーズ)とwith(ウィズ)の統計的分析!
ここでは、Pairs(ペアーズ)とwith(ウィズ)を、3つの側面から統計的に分析していきます。3つの側面とは、会員数、AppStoreランキング、利用料金です。どちらも大きく違いますので、利用する際の参考にしてください。
会員数
まず、会員数を見ていきましょう。ここで紹介する会員数は、累計会員数のことです。累計会員数とは、今までに登録した会員数のことであり、現在使っている人数ではないので注意してください。
ペアーズ(Pairs)の会員数
Pairs(ペアーズ)の累計会員数は、3月2日時点で1,000万人を突破しています。
累計会員数1,000万人は国内ナンバーワンで、現在までに1,000万人を超えているマッチングアプリはPairs(ペアーズ)以外にありません。
毎日5,000人のユーザーが新規登録しており、会員数が増えていることから、もうすぐ東京都の人工に匹敵するでしょう。
Pairs(ペアーズ)は、日本初のマッチングアプリであるOmiai(オミアイ)と同時期にリリースした老舗のマッチングアプリです。Omiai(オミアイ)の累計会員数が300万人ですので、いかにPairs(ペアーズ)が急成長しているか一目瞭然でしょう。
登録者数の内訳は、以下のとおりです。
20代、30代がほとんどですが、あらゆる世代が使っている印象を受けます。40代以降は会員数が減りますが、総数が多いため、他のマッチングアプリに比べて出会える可能性は高いと言えるでしょう。
ウィズ(with)の会員数
with(ウィズ)の累計会員数は、すこし古いデータになりますが、公式サイトでは100万人と公表しています。
Pairs(ペアーズ)に比べると、会員数は10分の1です。しかし、Pairs(ペアーズ)が2012年にリリースされたのに対し、with(ウィズ)は2015年ですので、仕方ないと言えるでしょう。
ただし、会員数が少ないからといってマッチング率が低いわけではありません。with(ウィズ)では、3秒に1組マッチングしているという公式サイトによる統計もあります。
『いいね!』数はPairs(ペアーズ)に劣るでしょうが、出会える確率は同じくらいと言えるでしょう。
登録者数の内訳は、以下のとおりです。
Pairs(ペアーズ)と同じく、20代・30代がほとんどです。ただし、全体的にPairs(ペアーズ)よりも若いユーザーが多いのがwith(ウィズ)の特徴。
もっとも多い年齢は、Pairs(ペアーズ)が26歳であることに対し、with(ウィズ)は24歳です。Pairs(ペアーズ)よりも若い世代に支持されているというのがわかります。
AppStoreランキング
AppStoreのランキングでは、Pairs(ペアーズ)が12位で、with(ウィズ)は24位です。ともに2019年3月2日時点の順位です。
12位と24位では差があるように感じますが、これは『ソーシャルネットワーク部門』のランキングであり、他のSNSアプリもランクインしているため、実際はそこまでではありません。
マッチングアプリのみを抽出した場合、Pairs(ペアーズ)が12位、タップル誕生(tapple)が18位、Omiai(オミアイ)が23位、with(ウィズ)が24位、paters(ペイターズ)が65位、ゼクシィ縁結びが69位です。
with(ウィズ)は、Pairs(ペアーズ)と同時期にリリースしたOmiai(オミアイ)と順位を争っています。
Omiai(オミアイ)のリリースが2012年であることに対し、with(ウィズ)は2015年ですから、いかにwith(ウィズ)が支持されているかがわかります。
利用料金
Pairs(ペアーズ)とwith(ウィズ)の料金に、ほとんど差はありません。以下に料金をまとめてみましたので、参考にしてください。すべてクレジット決済による最安値を表示しています。
Pairs(ペアーズ)
料金プラン | 有料会員 |
1ヶ月プラン | 3,480円 |
3ヶ月プラン | 6,840円/一括
2,280円/月 |
6ヶ月プラン | 10,680円/一括
1,780円/月 |
12ヶ月プラン | 15,360円/一括
1,280円/月 |
with(ウィズ)
料金プラン | 有料会員 |
1ヶ月プラン | 3,400円 |
3ヶ月プラン | 7,800円/一括
2,600円/月 |
6ヶ月プラン | 13,800円/一括
2,300円/月 |
12ヶ月プラン | 21,600円/一括
1,800円/月 |
1週間プラン
※21歳以下限定 |
1,300円 |
Pairs(ペアーズ)のいいところ
Pairs(ペアーズ)とwith(ウィズ)を、メリットで比較してみましょう。まずはPairs(ペアーズ)からです。Pairs(ペアーズ)のいいところは、以下の4点です。
マッチングアプリ史上の圧倒的な会員数!
Pairs(ペアーズ)の会員数は、with(ウィズ)の数倍です。会員数が多いということは、理想の方を見つけられる可能性が高いということ。相手の条件にこだわりがある方は、Pairs(ペアーズ)をおすすめします。
また、婚活に時間を掛けたくない女性にもおすすめです。自分から『いいね!』しなくても、男性から大量の『いいね!』が届くからです。
人気会員にもなれば、1日100件以上『いいね!』が届きます。その中から気になる人に『いいねありがとう』するだけなので、相手を探す時間が節約できます。
地方に住んでいる男性にも、Pairs(ペアーズ)はおすすめできるでしょう。会員数自体が多いため、地方でも多くの会員が存在するからです。
機能がシンプルで使いやすい
Pairs(ペアーズ)は、写真の設定とプロフィールの編集をするだけで準備完了です。細かい設定や無駄な機能に時間を取られることはありません。このシンプルさが、Pairs(ペアーズ)が日本一のマッチングアプリになった理由のひとつでしょう。
使い勝手も非常に優れています。左右のスワイプで次の異性を見ることができたり、下スワイプで画面を一つ戻せたりと感覚的に使えるため、利用する上でストレスが溜まることはありません。
コミュニティから異性を探す
Pairs(ペアーズ)ではコミュニティ機能を使って、自分と同じ趣味や価値観を持った異性と出会うことができます。
with(ウィズ)にも『好みカード』という同じような機能がありますが、会員数が違うため、同じ趣味や価値観を持った異性と出会える確率は、Pairs(ペアーズ)のほうが断然上でしょう。
コミュニティの数自体多いため、マイナーな趣味や価値観を持っていたとしても、自分に合ったものをかならず見つけることができます。
幅広い年齢層の会員がいるため、30代以降でも婚活可能
30代以上であるなら、with(ウィズ)よりもPairs(ペアーズ)の利用をおすすめします。Pairs(ペアーズ)の年齢層はwith(ウィズ)よりも高く、30代の数も多いからです。
with(ウィズ)は婚活よりも恋活向きで、20代前半のユーザーが多いです。また機能も診断テスト等若者向きのものが多く、30代以降のユーザーは多いとはいえません。30代が婚活目的で利用するなら、Pairs(ペアーズ)を使うべきでしょう。
年齢層で比較するとPairs(ペアーズ)もwith(ウィズ)も20代中心で似たようなものでしたが、Pairs(ペアーズ)のほうが会員の総数が多いため、30代でも十分婚活していくことができます。
with(ウィズ)のいいところ
次に、Pairs(ペアーズ)と比較した際に、with(ウィズ)のいいところを紹介します。with(ウィズ)のいいところは、以下の3点です。
診断テストが充実していて飽きない
with(ウィズ)はPairs(ペアーズ)よりも楽しく恋活することができ、出会えなくても飽きることはありません。with(ウィズ)には診断テスト等といったさまざまな機能があるからです。
診断テストは定期的に開催され、無料で受けられます。期間限定の診断テストでは、同じ診断結果の相手に無料で『いいね!』を送れますし、自分の深層心理を知るきっかけにもなります。
Pairs(ペアーズ)にはこういった機能がないので、楽しく恋活をしたい方はwith(ウィズ)がおすすめです。
ただし、Pairs(ペアーズ)よりも初期設定が多いため、面倒なことが苦手な方には向いていないでしょう。もっとも、そんなに時間がかかるものではありません。
自動的に相性の良い人を選んでくれる
with(ウィズ)はPairs(ペアーズ)よりも、相性の良い相手を見つけやすいです。心理学的・統計学的な見地から、理想の異性を探せるからです。
Pairs(ペアーズ)では、相手を探すか、相手から『いいね!』をもらうかの行動が中心になります。with(ウィズ)は、それらのパターンに加え、診断テストの結果から自動的に相性のいい相手を紹介してくれます。
診断テストはフォーマルなものからカジュアルなものまでありますが、メンタリストのDaiGoが監修しているため、正確性は非常に高いと言えるでしょう。
「異性に求めるものは顔や条件ではなく相性」という方は、Pairs(ペアーズ)よりもwith(ウィズ)をおすすめします。
いいね!数不足で困らずマッチング率も高い
with(ウィズ)はPairs(ペアーズ)よりも、マッチング率が高いアプリです。異性に無料で『いいね!』できる機会も多く、マッチングしたいと思わせる情報が豊富だからです。
with(ウィズ)では、期間限定の診断テストを受けると、同じ診断結果の相手に毎日10人、無料で『いいね!』、『メッセージ付きいいね!』を送ることができます。
『メッセージ付きいいね!』は、『いいね!』に最大200字のメッセージを添えることができるというもの。Pairs(ペアーズ)では有料ですがwith(ウィズ)では無料です。
また、プロフィールに相手との共通点が表示されます。共通点が多いほうがマッチングしたいと思うのは当然ですよね。
まとめると・・・
まとめると、以下のような形になります。
Pairs(ペアーズ)をおすすめできる方:①30代で婚活したい。②地方に住んでいる、もしくは地方に住んでいる異性と出会いたい。
with(ウィズ)をおすすめできる方:①20代で恋活したい。②診断テスト等が好きで、楽しく使っていきたい。
Pairs(ペアーズ)もwith(ウィズ)も基本的には無料です。どちらかで悩んでいる方は、並行してみてもいいでしょう。
絞りたいと考えている方は、自分の目的をはっきりさせてみてください。きっと素敵な出会いが待っているはずです。