2018年8月に、世界合わせて累計会員数が800万人を突破しているペアーズ(Pairs)。皆さんご存知の超有名マッチングアプリですね。2018年12月現在、ペアーズをきっかけに交際、入籍をした人の数は18万人を超えています。
利用率No.1の恋愛、婚活マッチングサービスとして今後のさらなる進化が期待されるペアーズですが、今回はそんなペアーズを利用している男女の年齢層を詳しく分析してみました!
男女で比較してみた!年齢層別のPairs登録者数
このグラフから、男性登録者数に比べて女性登録者数がかなり少ないことが見て取れます。
ただ登録年齢層の男女比は同じくらいであるというところを見ると、最も出会いを求めている年代は男女で共通しているということがわかりますね。(但し男性の統計データ取得はH31.1.2時点、女性の統計データ取得はH31.1.15時点のもの)
男性の年齢別登録数
ではまず、男性登録者のデータから詳しく見ていきましょう。
男性で一番登録者数が多いのが26歳の145,711人。20代半ばから後半にかけてぐっと登録者数が増えており、この年齢層がペアーズ男性会員のボリューム層と言えます。30代以降になると登録者数が急に減少していきます。この理由についてはのちほどご説明します。
なぜ20代半ばから後半の登録者が多いのか?
一般的にな進路を歩めば22歳で大学を卒業し、企業へと就職します。まず社会人1~2年目はサークルなど大学時代に築いた人間関係が続き、また入社したてなので同期同士の会合などいろんな人に会う機会が多いでしょう。
しかし、社会人3年目以降は段々と仕事で忙しくなり、それぞれが異動や転勤を命じられることもあるでしょうし、既存のコミュニティメンバーで会い続けることが難しくなるので、新しい誰かと出会う機会が減少してしまいます。
そのタイミングで大学時代から付き合っていた人同士や同期内で付き合っていた人が結婚し始め、フリー男子は自分に恋人がいない現状を打破すべくマッチングアプリに登録する人が多いと言えます。
また収入が増え、少し余裕が出てくる頃でもあります。多少であれば有料のマッチングアプリを利用してもいいと思う男性もいるでしょう。
女性の年齢別登録数
次に、女性です。ペアーズの女性登録者の中で、一番登録者数が多いのは男性と同様の26歳。人数は男性の半分以下で、77,059人とかなり少ないですね。年齢層は男性同様20代半ばから後半が、女性登録者のボリューム層です。
男性同様就職し、仕事が落ち着いてきた頃に出会いを求める女性が多いようです。
女性会員がなぜこんなに少ないのか?
熱しやすく冷めやすい傾向にあるのが女性です。マッチングアプリが流行った時は登録していたけれど、今となってはペアーズもだいぶ落ち着いてきているようです。
最近はマッチングアプリも数多く開発されていますし、デザインがオシャレでカジュアルに楽しめるものが多いので、新しもの好きな女性なら次々に利用するアプリを変えていくことも。
そして女性は女性であるだけで男性から「いいね!」が沢山来ます。登録したての頃はモテてるみたいで嬉しいものの、もちろんタイプではない男性からも「いいね!」が山ほど来ますし、ヤリモクの既婚者が紛れていることだってあります。
そんな数多くの男性を見ているうちに、さばいていくのが面倒になってしまうのです。
また大量の男性とマッチングをしてしまうと、沢山返事をしなければなりません。アプリを使いつづけていると、段々それもめんどくさくなってしまいます。
相手のプロフィールがごっちゃになってしまうこともありますし、せっかく返事をしてもメッセージのやりとりが盛り上がらないと続けるのもめんどう。めんどくさいからやめちゃおう、という流れになってしまいます。
「会員者数=会えるチャンスがある人数」ではない!
ただ、先ほどご紹介した年齢層別会員数に騙されてはいけません。なぜなら登録したままほったらかしにしている会員の数もかなり多いからです。
男性の場合は有料会員登録が切れてしまったため、無料会員のままアカウントを放置している人もいるようです。女性の場合は恋人ができたらすっぱりと退会する傾向にあります。
最終ログインとは?
最終ログインというのはペアーズ内で何らかの操作を最後に行ってからの経過時間の目安を表したもので、相手のプロフィール画面から確認できます。
プロフィール画面を開くと、「●オンライン」「●24時間以内」「●3日以内」いう風に表示され、その●の色で相手のログイン状況がわかるようになっています。
緑色の●はオンライン、ログイン中。今現在相手がペアーズを起動しているということ。黄色の●は24時間以内にペアーズにログインしているということを表しています。最後に、灰色の●がついている人は24時間以上ペアーズにログインしていないということ。
灰色の●は一覧では表示されませんが、プロフィールを開くと灰色のマークが表示され、●の横に「3日以内」「1週間以内」「2週間以内」「3ヶ月以内」などと表示され、より具体的な最終ログインからの経過時間がわかるようになっています。
24歳男性会員数をログイン状況別に調べてみた
24歳男性会員全体の数①は、140,086人。②の「3ヶ月以上」と③の「3ヶ月以内」を足した数の140,087人に概ね一致しています。
「3ヶ月以内」の中に「1ヶ月以内」「2週間以内」などの3ヶ月以内のログイン状況が含まれるため、人数の構成は③>④>⑤>⑥>⑦>⑧>⑨と、最終ログインからの日数が短ければ短いほど人数が少なくなっています。
わかりやすく図で説明すると以下のようになります。
アクティブ層と言われ、積極的にペアーズを利用している対象は「3日以内」にログインした人を指します。
しかしこの図を見れば、全体の半分以上が3ヶ月以上という非アクティブ層であり、アクティブ層の占める人数構成は全体の中でかなり少ない割合であることがわかります。
つまりは登録をしてはいるものの、現在ペアーズで積極的に出会いを探していない人が会員数の大半を占めているのです。
男性の年齢層別アクティブユーザー
これは登録しているボリュームの多い年齢層のみを統計資料にしたグラフです。(2019年1月13日時点)
どの年齢層も特段偏っている特徴はなく、3ヶ月以上ログインしていない、非アクティブユーザーが全体の75%も占めていることがわかりますね。
女性の年齢層別アクティブユーザー
これも男性と同様、ボリュームの多い年齢層のみを集計したグラフです。(2019年1月25日時点)
女性の会員数は男性の会員数の半分以下だと先に述べましたが、男性と比較してみると女性の方が非アクティブ層の割合が少なく、ペアーズで積極的に活動している割合が高いのがわかります。
これは女性が男性と比べて恋人を作る意思を強く持ってペアーズを利用しているので、アカウントを放置するケースが比較的少ないからだと思われます。そのかわり、恋人ができるとすぐに退会するので会員数が少ないという訳ですね。
男女のアクティブユーザー数はほぼ同じ
ペアーズのアクティブユーザーを最終ログインが「3日以内」の人だとすると、具体的な人数の男女比はどうなるのでしょうか。先に挙げたグラフから、(オンライン、24時間以内、3日以内の合計)×(男女別ボリュームの多い年齢層の会員数)で計算してみました。
男性:14%×355,100人=49,714人
女性:22%×235,935人=51,905人
計算結果からわかるように、アクティブユーザーに関しては女性の会員数が男性を上回る結果となっています!
マッチングアプリは女性が少ないので女性の方が出会いやすいと思われがちですが、この結果を見ると必ずしも女性が有利であるという訳ではないようですね。
ペアーズの実態について理解して、理想の恋人探しを♪
ペアーズを利用している年齢層やアクティブユーザーについてご理解いただけたところで、どうせマッチングアプリなんて女の子が少ないし出会えるはずがない、と思う男性にも希望があることがわかりますね。
出会いを求めて登録しているのは男性も女性も同じです。探せば必ず出会うことができるはず。ぜひペアーズをアクティブに利用して、素敵な恋人を探しましょう!