婚活とは、結婚したいと思っている男女が集まる場であり、年齢層やスペックも様々です。
そんな婚活の場では、上手く自分に合った人と巡り会えて運よく結婚までいくケースもありますが、なかなかご縁がなく結婚できない人も多くいるようです。
そのような人は、一体どんなことが原因で売れ残ってしまうのでしょうか?
婚活は売れ残り同士の出会いって本当?
そして、婚活するまでに至る人達は、「売れ残り同士の出会い」だと、ネット上で言われています。
確かに、魅力的でモテる人は売れ残ることはないと思いがちですが、実際のところ結婚ができないのには、様々な理由があるようです。
そのため、婚活している人全員が売れ残りであるとは一概にはいえません。
この記事では、婚活をする人が売れ残る理由やその人の特徴をご紹介していきます。
現代の男女が結婚できない理由とは?
一昔前は、女性も男性も「結婚適齢期」といわれる年には既に結婚している人が多く、女性は20代になれば結婚していることが当たり前になっていました。
しかし、近年では現代ならではの理由から、結婚できない男女が多いようです。
まずは、その様々な理由を見ていきましょう。
出会いの数が少なかったため
まず多かった理由が、出会いの数の少なさです。
例えば、学校が男子校や女子校であったり、研究職や同性だけの職場など。
その人の生きてきた環境によっては、自然な異性との出会いがない場合も多くあります。
そのため、いざ結婚しようとなれば、同じような人の集まる婚活サイトや結婚相談所になるでしょう。
受け身のため、好きな女性を他の男性にとられた
男性であれば、もともとの性格が原因で結婚まで進まないという可能性もあるでしょう。
現代では草食系男子が多く、全体の約7割にもなるといいます。
草食系男子は、恋愛に関してもとても消極的です。
好きな相手になかなかアプローチできず、結局ほかの男性に女性をとられてしまうことも多くあるでしょう。
男女平等社会ともいわれる現在では、肉食系女子も増えています。
しかし、まだまだ恋愛に対して受け身な女性も多くいるでしょう。
そのため、両思いなのにどちらも消極的になってしまい、結局結ばれずに終わってしまうのです。
婚活パーティーに運命の出会いや一目ぼれを求めている
婚活する人には、婚活パーティーでの運命の出会い、もしくは一目ぼれを求めている男女が多くいます。
絶対にないとは言い切れませんが、婚活はそもそも結婚を前提に相手を探す場であることを覚えておきましょう。
自由恋愛と違い、生涯一緒にいることを考えて付き合うことを前提としているため、現実的な人が多いのです。
自分はまだイケると勘違いしている
実は、婚活している人で意外と多いのが、自分を過信しているパターンです。
確かに、最近ではアラサー・アラフォーになっても綺麗で魅力的な女性も多いです。
しかし、婚活では女性の場合、やはり年齢を重視されます。
特に女性は、婚活でモテるピークが20代。
アラサーにもなれば、婚活でのアピールの仕方を考えなければいけません。
自分はまだまだイケると思って、婚活で上から目線の態度でいると、男性は引いてしまいますので気をつけましょう。
自分のことを良く分からないまま婚活する
現在の自分のことをよく分からないまま婚活しているため、なかなか結婚できないという人も多くいます。
例えば、アラサーにもなる人が「自分は年上に人気がある」、「自分は天然系」だと思っていたとしましょう。
しかし、相手から見れば今の自分を分かっていない痛い人と思われているかもしれません。
これから結婚相手を決めるという婚活の場で、客観的に自分のことが分かっていなければ、間違ったアピール法で自分の印象を悪くしてしまいます。
そのため、考え方をきちんと改めなければなりません。
出会った異性にケチをつけてしまう
婚活では様々な異性と出会うことになりますが、その相手に対して何かとケチをつけている人もいます。
しかし、100%自分の理想通りの完璧な人は、なかなか実在しないのだと理解することが必要なのです。
なかには、全く理想の相手に出会えず、相手の異性どころか婚活自体にまでケチをつけてしまう人もいます。
まず、「自分が完璧ではないのに、相手にばかり求めるという姿勢」でいると、理想の相手に出会うことは難しいでしょう。
婚活はオクテな人に向いている
近年では、草食系男子など恋愛に対してオクテな男女が多くいます。
そのため、婚活はそんなオクテな人に最も向いているといえるでしょう。
婚活は、自由恋愛のように駆け引きをしたり、相手がどう思っているのかで悩むこともありません。
そして、付き合ってみたら相手に結婚願望がなかったというリスクもないでしょう。
また、婚活で出会う相手は、全員結婚を前提としたお付き合いを望んでいます。
婚活では年齢や地域、職業など、最初から候補を検索できますので、ある程度の理想やハードルはクリアできるでしょう。
そのため、オクテな性格でなかなか相手と結ばれないという人にとって、婚活はとても合理的で役に立つ活動ともいえるのです。
婚活で売れ残る男性の特徴とは?
せっかく婚活をしていても、売れ残ってしまう男性がいます。
そんな男性には、共通した以下の特徴がありました。
所得が低い
多くの女性は、結婚を真剣に考える際、まず金銭面を重視しています。
結婚をすれば、結婚式を始め生活費、妊娠出産、養育費など、様々なお金がかかることは目に見えているでしょう。
これが若い人であれば、共働きでなんとか低所得をクリアできますし、その後の収入アップも見込めます。
しかし、アラサー以上の低所得男性になると、女性から結婚相手として見てもらうことが難しくなるでしょう。
恋愛の経験値が低い
次に、婚活で売れ残ってしまう男性の特徴が、恋愛経験値の低さです。
恋愛経験が乏しいと、当然のことながら女心を理解できません。
そのため、女性が何を求めているのかも察することができず、女性からすると気の利かない印象が悪い男性に見えてしまうのです。
恋愛経験が低いのなら、専門家や恋愛経験豊富な同性などに相談し、勉強して理解していく以外に方法がありません。
行動力がない
結婚は、男性側からプロポーズするものだと考える女性が多いです。
そのため、ある程度の行動力がなければ、結婚まで到達することは難しいでしょう。
まだ若ければ、様々な出会いの場に誘われることもあるかもしれません。
しかし歳を重ねていくと、周りが次々と結婚をしていき、恋愛自体と無縁になってしまうでしょう。
婚活するということも、もともと行動力のない男性からすれば大きな一歩だったかもしれません。
でも、そこからさらに行動をしっかり起こさなければ、結局売れ残ってしまうのです。
女性に上から目線で接する
婚活で売れ残る男性の特徴の一つが、女性に対して上から目線で接することです。
例えば、「女は泣けばなんとかなると思っている」、「女は結婚さえできれば仕事しなくていい」など。
女性に対してそのように思っている男性は、言葉を発しなくても上から目線の態度になっているものです。
特に女性は、上から目線の男性に対して不快な気持ちを抱いてしまうでしょう。
また、そのような男性は、結婚生活でも上から目線で妻を見下す姿が安易に予想できるので、結婚対象外となるのです。
結婚に対する危機感がない
そもそも、男性は女性に比べると、結婚に対する危機感を感じていない人が多いようです。
婚活は結婚したい人達が集まっているので、今後の結婚生活などを思い描いて、真剣に相手を探している人ばかりでしょう。
そんななか、「そのうちいい人が現れるだろう」と危機感もなく、なんとなくな気持ちでいるようでは、いつまで経っても結婚相手は現れません。
もっと積極的に動いて、女性にアピールすることで、結婚に対する真剣な思いが伝わるのです。
過去の栄光を引きずったままの男性
婚活では、いつまでも過去の栄光を引きずったままでいる男性も売れ残りやすいです。
特に、過去に素敵な女性と交際していたのであれば、婚活相手の女性と昔の彼女を比較してしまうでしょう。
しかし、新たに結婚相手を見つけるのであれば、過去の女性の思い出は捨てるべきです。
そうしなければ、いつまで経っても結婚したいと思える相手に巡り会えません。
ファッションセンスがない
ファッションセンスのなさも、婚活に影響するということを覚えておきましょう。
まず、自然な恋愛をするときと同様に、婚活でも第一印象が大事です。
顔や笑顔、実際に接してみて分かる人柄も重要ポイントですが、例えばファッションがおかしいと思われると、それだけで第一印象はガタ落ちでしょう。
ファッションセンスに自信のない人は、センスのある同性やアパレルショップの店員に相談するのも一つの方法です。
もっと簡単なのは、ショップに置かれているマネキンが身につけている服を、一式マネすること。
特に婚活パーティーなどのイベントでは、ファッションに気合いを入れましょう。
清潔感がない
清潔感は、男女どちらも相手を見るときに重視しているところです。
清潔感がないだけで、結婚対象どころか相手にすらされないでしょう。
「髪をきちんと整える」、「シワやヨレのない服を着る」、「爪は綺麗に切っておく」、「眉・ひげを整える」など。
これら必要最低限の身だしなみは、どれか一つでも怠ると清潔感に欠けるので、気をつけましょう。
メンタルが弱い
これは、もともとの性格でもあるかもしれませんが、メンタルが弱い男性は、何に対しても諦めが早い傾向にあります。
恋に対して臆病になっていることもあり、「振られて傷つきたくない」という強い思いから、いざ断られるとひどく落ち込んでしまうのです。
このような理由から、メンタルの弱い男性は行動力もなく、女性から見ても頼り甲斐がなくて売れ残りやすくなるでしょう。
二次元に現実逃避している
二次元の女性を愛する男性は、実在する女性に対して興味を持てなくなっている可能性が高いです。
そして、二次元キャラのような女性を、実在する女性にも求めているのです。
しかし、自分の理想だけを相手に押し付けていては、いつまで経っても結婚できません。
まずは、自分が変わる努力をしましょう。
婚活で成功するには?
これまで、婚活で売れ残る男性の特徴を解説してきましたが、婚活を成功するためにはどのようにしたら良いのでしょうか?
売れ残らないためにも、以下のことに注意しましょう。
とにかく行動することが必要
婚活パーティなどでは、あなた以外にも結婚をしたくて活動している人がたくさんいます。
つまり、婚活の場はライバルが多いということです。
そして、婚活をして見事成功している人は、とにかく行動を起こして勉強し、相手に尽くしているでしょう。
恋愛慣れしていない人であれば、始めは誰でも失敗して落ち込んだりするものです。
そこで、すぐに諦めてしまうのではなく、異性への接し方や相手への気配りを少しずつ学んでいきましょう。
出会いを増やすためには、積極的に婚活パーティーやイベントに参加するのがおすすめです。
見た目を清潔にする
相手に好印象を持ってもらうために、見た目に気を配るのは基本中の基本です。
体系ももちろんですが、髪型やファッションなども、清潔感のあるスタイルを意識しましょう。
男女問わず体型が太り気味の人は、見た目も清潔感がないですし、やはり自己管理のできない人だと見られて印象が悪くなります。
男性であれば爽やかさ、女性であれば清楚な雰囲気を意識しましょう。
プロフィールを見直す
婚活サイトを利用している人は、プロフィールも見直ししましょう。
プロフィールにある顔写真や文章によって、相手に与える印象がガラリと変わります。
写真は清潔感のある明るい写真を選び、プロフィールには趣味や休日の過ごし方、好きな異性のタイプなど、詳細も載せておきましょう。
それだけで、共通点の多い異性からアプローチされやすくなります。
焦りや不安を表に出さない
結婚適齢期を過ぎて婚活をしていると、どうしても焦りや不安が出てくるかと思います。
しかし女性は、心に余裕のある男性に魅力を感じやすいです。
また、男性が不安になっていると、その不安は相手の女性にもうつってしまうでしょう。
必要以上に焦ったり緊張しないよう、普段のあなたらしく接するのが一番です。
婚活で成功するポイントを押さえて幸せを掴み取ろう!
婚活で売れ残ってしまうのは、自分を過信していたり、積極的に行動していなかったり、何かしら自分に原因があるからでしょう。
元から持っている性格や、価値観をなおすのはなかなか難しいことかもしれません。
しかし、一つずつでもマイナスな部分をなくしていき、まずは婚活相手に好印象を持ってもらうことが大事です。
そして、今後一緒にいたいと思えるような人を見つけて、幸せを掴み取りましょう。