オナニーは基本的にストレス発散や性欲の解消などと認識されています。しかし、オナニーは良いことばかりではなく中毒になってしまう危険性があり、かくいう私も一時期はオナニー中毒に苦しんでいました。この記事では、オナニー中毒に陥る原因やデメリット、そして改善する方法について徹底解説します。オナニー中毒に悩んだ私だからこそ知っている中毒の改善策もお伝えしますので、是非参考にしてくださいね。
オナニー中毒チェックリスト
まずはあなた自身がオナニー中毒かどうかを確かめることから始めましょう。オナニー中毒は自覚をすることが治療の第一歩になります。そのため、下記のチェックリストを使って自分がオナニー中毒なのかどうか、オナニー中毒ならそのレベルはどの程度なのかを確認してみてください。
質問1:一週間で何回オナニーしますか? | |
毎日必ず1回はする方 | 5点 |
週に3~4回程度の方 | 3点 |
週3回以下の方 | 1点 |
質問2:オナニーした後に自分の事が嫌になりますか? | |
オナニーの度にそう感じる | 5点 |
たまに自分が嫌になる | 3点 |
そう感じたことは一度もない | 1点 |
質問3:1週間の内でアダルトサイトを見てしまう回数 | |
毎日アダルトサイトをチェックする | 5点 |
週に1から5回程度 | 3点 |
週に1度見るか見ないかくらい | 1点 |
質問4:学校や職場でもオナニーをしたくなる時がある | |
いつでもどこでもオナニーしたくなる | 5点 |
たまにオナニーしたくなる時がある | 3点 |
職場や学校ではオナニーしたくならない | 1点 |
15点から20点:オナニー依存症
15から20点の方はほぼ間違いなくオナニー中毒になっているといえます。そのため、日常生活に支障をきたす恐れがあり、一刻も早く対策を取った方が良いでしょう!まずはカウンセリングなどでも良いので、オナニー中毒を治療する意識を持ちましょう。
11点から14点:高確率でオナニー依存症
11点から14点の方は要注意レベルになっており、既にオナニー中毒になっている可能性は極めて高いです。症状が悪化する前に対策しておかないと、あっという間に重度のオナニー中毒になってしまうでしょう。
特に得点の高い方はギリギリのレベルなので、事態は深刻だと思った方が良いです。
7点から10点:オナニー中毒予備軍
7点から10点の方はオナニー中毒予備軍といえます。今の段階ではまだ大丈夫といえますが、今後オナニーの回数が増えてくるようなら注意が必要です。
オナニーの欲求が抑えにくくなっているなら危険性が高く、一気に症状が悪化するかもしれません!
6点未満:安心できるレベル
6点未満の方は今のところは問題のないレベルにいます。しかし、オナニー中毒の危険性について知っておいた方が良いといえるでしょう。
オナニー中毒は誰がいつなってしまうか分かりませんので、油断は禁物です!
オナニー中毒になってしまう原因とは?
オナニーというのは手軽に性欲発散できるだけに、その気持ち良さに簡単にハマってしまい中毒に陥ってしまうことがあります。しかし、本当に恐ろしいのは「オナニーせずにはいられない」という状態になってしまう場合です!
こうなってしまうと自分でもオナニーすることを止められなくなってしまい、最悪の場合は命にかかわる事態につながります。ここでは、オナニー中毒になってしまう原因を説明していきますので、自分が当てはまっているかどうか確認してみてください。
日常生活でストレスが溜まっている
ストレスの発散は生きていくうえで重要なポイントになっていますが、それをオナニーに求めると話は変わってきます。なぜならば「ストレス発散したいからオナニーする」のではなく「オナニーでないとストレス発散できない」という状態になるからです。
そうなってしまうとある種の強迫観念に襲われますので、次第にオナニーが苦しくてもやめられないものになってしまうでしょう。
暇な時間が多く他にやることがない
自宅にいる時間に、特にやることがなくてオナニーをしてしまう方は注意が必要になっています。やることがないからオナニーをするような生活を続けていると、暇な時間はオナニーのことばかり考えるようになってしまうのです!
本来人間には頭を休める時間も必要なので、やることがないときにオナニーしてしまうことは、自分を精神的に追い詰めることになってしまいます。そうなると、さらにオナニーによる快楽を求めるような悪循環となり、最終的にオナニー中毒になるのです。
ちょっと変わった特殊オナニーをしている
一般的にオナニーの方法は手でペニスを擦る形になりますが、これはセックスする際の動きと似ていて自然です。しかし、中には特殊なオナニーをしている方もおり、そのような変わったオナニーは通常よりも刺激が強くなっています。
そのため、特殊なオナニーでないと射精できなくなってしまうこともあり、他の方法で気持ち良くなれない以上オナニーするしかなくなってしまうのです。
ここでは、その特殊なオナニーを少し掘り下げて説明していきます。
足ピンオナニー
これは最もやってしまう危険性のあるオナニーで、知らないうちにやっていたという方も少なくありません。具体的には脚を突っ張らせるだけなのですが、それだけに無意識でやる方が多いのです。
しかし、そのような力の入れ方はセックス中にはなく、足ピンオナニーに慣れすぎると射精障害になりやすいと言われています。
床オナ
この床オナも特殊オナニーの中で認知度は高く、うつぶせになってペニスを床にこすりつけるオナニーになっています。服を脱がなくても射精できることから、オナニーの中では気軽にできる方法です。
しかし、その気軽さが問題でもあり、気がついたら床オナしていたというケースも見られます!また、床オナもやりすぎると普通のセックスでは射精できなくなる可能性が高く、膣内ではあり得ないほどの圧迫感に慣れてしまうことは危険です。
シャワーオナニー
こちらのシャワーオナニーは女性がすることが多いのですが、男性でも好んでやっている方います。やり方としてはシャワーを亀頭部分に当てるだけなのですが、快感と同時にもどかしさがが感じられるオナニーです。
しかし、シャワーだけでは射精するほどの刺激ではないので、射精できなくなってしまうような危険性はありません。
こすりつけオナニー(タオルケット、布団など)
こすりつけオナニーは床オナに似ていますが、床ではなくタオルケットや毛布などの軟らかいものにペニスを擦りつけます。床オナと比べてペニスが傷つく可能性は低いですし、うつ伏せの他に仰向けでも横向きでもオナニーできるのです。
そのため、ついつい無意識でやってしまうことも多く、こすりつけオナニーはオナニー中毒になりやすい危険性があります。
オナニー中毒のデメリット
さて、オナニー中毒になってしまう原因は色々あると分かりましたが、実際にどのようなデメリットがあるのかを知ることも大事です。オナニー中毒になると普通のセックスができなくなってしまったり、最悪の場合は死に至ることもあり得ます!
オナニー中毒は治療の必要な病気の一種なので、決して軽く考えずにしっかりデメリットを頭に入れておきましょう。オナニー中毒を改善する第一歩になるかもしれません。
膣内射精障害
オナニー中毒になってしまった時のデメリットとして、もっともよく知られているのが「膣内射精障害」になります。この膣内射精障害は、女性の膣内で射精することができないというもので、簡単に言えばセックスで射精ができないというものです。
オナニー中毒になるとオナニー以外で快楽を感じにくくなってしまい、その結果として膣内の刺激では射精することができなくなってしまいます。また、これは男性としての自信を失わせることになりますので、ますますオナニーに没頭してしまうケースもあるのです!
ホルモンバランスが崩れやすい
ちょっとくらいのオナニーなら問題はないですが、中毒と呼ばれるほどになってしまうとホルモンバランスに影響を与えることがあります。ホルモンバランスが崩れてしまうと男性にとっては嬉しくない結果を招きますので、そういった意味でもオナニー中毒にならないようにすることが重要です。
ここでは、ホルモンバランスが崩れることによって起こるマイナス状態について説明していきますので、参考にしてみてください。
将来的にハゲやすくなる
オナニーをすると当然射精をすることになりますが、この精液の中には髪にとって大切な成分である亜鉛などが含まれています。そのため、オナニーの回数が増えれば増えるほど亜鉛などが失われることになり、その影響で将来的にハゲる可能性が高いでしょう。
また、食生活の変化から亜鉛やタンパク質など髪に必要な成分は摂取しにくくなっています。したがって、オナニーで失う以上に補給することは難しく、この点もハゲやすくなるとされる理由です。
ニキビができやすい体質になる
ホルモンバランスが崩れることで男性ホルモンが過剰に分泌され、それがニキビの原因となることがあります。男性ホルモンが分泌されると皮脂の量も増え、えっか的に毛穴が詰まりにきびとなるのです。
また、男性ホルモンは皮膚を硬くするともいわれており、それもニキビのできやすさにつながっています。
死亡するリスクもある
射精行為は100メートルダッシュに匹敵するほど疲労するといわれており、短時間で数回オナニーすることは長距離走するのと同じくらい疲労してしまいます。したがって、心臓への負担も大きいのですが、オナニー中毒の場合は十分なインターバルも取らない方も多いです。
そのため、過度の負荷が体にかかりやすく、心不全やくも膜下出血などを引き起こす原因にもなります。
オナニー中毒を治す方法
オナニー中毒は命にかかわることもある恐ろしい病気ですが、治療する方法もちゃんと存在しています。そのため最悪のケースを迎えることは少なく、油断はできませんがそこまで怖がる必要もありません。
ここでは、オナニー中毒を治す方法を説明していきますので、治療法を探す際の参考にしてみてください。
物理的なエロ禁
オナニーの際には男性はオカズを見ながらというのが多くなりますので、このオカズを見ることを止めることは効果的です。ただ、オカズを探さないと思うだけでは不十分で、スマートフォンやパソコンなどを触らないことが重要になります。
スマートフォンなどは触っているとついついアダルトサイトを覗いてしまいやすいので、見ないと決めたら物理的に見れないようにすることがポイントになるのです。
多忙にする(暇を作らない)
暇を持て余してオナニーしてしまう方の場合、暇な時間を無くすことが最も良い治療法になります。この場合は仕事や勉強などで忙しくしても良いですし、何か趣味を見つけてそれに没頭することも良いでしょう。
また、友人と出かけることも暇を無くすことになりますので、とにかく予定を入れて忙しくしておくことが大事です。ただ、休養も必要ではありますので、その辺のバランスには注意してください。
薬を飲む(ノコギリヤシ)
こちらは直接的にオナニー中毒を治す方法ではありませんが、ノコギリヤシなどには男性ホルモンのバランスを整える効果があるとされています。そのため、オナニー中毒のデメリットをある程度抑えることが期待できますし、人によっては性欲減退の効果も期待できるでしょう。
また、ノコギリヤシはサプリメント等を簡単に購入できますので試しやすく、値段の方もそこまで高額ではないものもあります。
専門の病院に通う
確実にオナニー中毒を治すのであれば、病院に通うことが一番良い方法になります。最近では性依存専門の外来などもありますし、専門家の意見を参考にして治療することは確実性が高いです。
また、医師に処方された薬の効果も高く、自分でサプリメントを買ったりするよりは効果的になります。
オナニーのしすぎで死んでしまった人も?
オナニー中毒になると最悪の場合は死に至ることもありますが、これは俗にテクノブレイクと呼ばれています。医学的に定義されているわけではありませんが、オナニー中の死亡事故は実際にありますしテクノブレイクが有り得ないは言い切れないのも事実です。
ここでは、テクノブレイとは何なのかについて説明していきますので、どのようなものなのか頭に入れておいた方が良いでしょう。
テクノブレイクとは
テクノブレイクとは明確な定義があるわけではなく、専門家である医師も断言することはできないものになっています。というのも、オナニーが切っ掛けで死亡することはあっても、直接の死因にはならないというものだからです。
たとえば、オナニーによって血圧が急に上がり心不全を起こした場合、死因は心不全ですがそのきっかけはオナニーになります。したがって、テクノブレイクの定義は難しく、オナニーで死ぬこともあればそうでもないと言うほかないのです。
私が陥ったオナニー中毒とその克服方法
私は思春期を迎えるころにオナニーを覚えましたが、中学高校では特に問題なく過ごしていました。しかし、高校を卒業して働き始めたころからストレスを感じるようになり、次第にストレス発散のオナニーにはまってしまったのです。
最初のうちは普通の回数でしたが、勤務年数を比例してオナニーの回数は増え続け、自分で中毒だと気づくころには1日に3~4回することも珍しくはありませんでした。やがて、日常生活の中でもオナニーのことを考える割合が増え、生活に支障をきたすようになり治療することを決めました。
私の場合はもう自力ではどうにもならなかったので、病院で医師の力を借りることにし、依存症治療の専門クリニックに行ったのです。そこではカウンセリングを受けながら、薬や趣味を探すなど複数の治療法を同時に実践しました。そして、やはり専門家の力は凄く、およそ1年ほどオナニーへの依存はなくなり、問題なく日常生活を送れるようになったのです。
オナニー中毒は危険だが治せる病気です
いかがでしょうか。私も体験したオナニー中毒ですが、キチンと治療すれば完治することはできます。そのため、恥ずかしがらずに医師に相談したり、家族や友人の協力を求めることも必要でしょう。
オナニー中毒と聞くと深刻なイメージはあまりないですが、病気として捉え、真剣に向き合っていくことが大切です。